推理
銀行が終わって、もう何年も経ちます。それでも、最後の行員は出勤しつづけていました。5つの部屋を回り、その理由を突き止めます。
銀行が終わって、もう何年も経ちます。それでも、最後の行員は出勤しつづけていました。5つの部屋を回り、その理由を突き止めます。
清算中の銀行・最後の書類
銀行が終わって、もう何年も経ちます。それでも、最後の行員は出勤しつづけていました。5つの部屋を回り、その理由を突き止めます。
銀行が終わって、もう何年も経ちます。それでも、最後の行員は出勤しつづけていました。5つの部屋を回り、その理由を突き止めます。
街の銀行が、何年も前に清算されました。棚卸しをして、中身を出して、受領の署名まで済んでいます。すべて手順どおりでした。ただ一行だけ、清算人が最後まで説明しなかった記述が残っています。最後の行員は、銀行が終わったあとも出勤しつづけていました。何週間ものあいだ、ひとりで建物に入り、部屋を回って仕事をしていました。書類にはただ「不審」とだけあり、そこから先は何も書かれていません。
その書類が手元にあります。彼が残していったものが並んでいます。誰も発注していない配線、あるはずのない鍵、正しく量れない分銅、とうに終わった支店から郵送で出された金。彼が回った五つの部屋を、同じ順に歩いてください。不審な点の一つ一つを、事実に変えていきます。答えは、部屋のほうにあります。
銀行の知識はいりません。前もって知っておくことも何もありません。数えて、見くらべて、彼が実際に何をしたのかを見るだけです。もう一つあります。書類の中で、彼はもう「そういう男」にされています。書類のほうが間違っていることも、あります。
清算中の銀行・最後の書類
近日公開